論文管理。
オススメは、一度読んだ論文は全て "Papers 2" で管理すること。
Fig. 1
論文執筆時にはもちろん引用文献を記入しなくてはいけませんが、引用文献の記入があまりに素晴らしすぎる。
具体的には、Ctrl+CtrlでPapers2のMagic citationを立ち上げ(Fig. 1のように立ち上がる)、引用したい文献を検索する(Ex. Georgopolous, 1982など)。そして、それをクリックし続けるだけ。すると、Papers2内でのcitation keyが入力される (Fig. 2, 3)。
Fig. 2
Fig. 3
最後に、Ctrl+Ctrl→Format citationをクリックすれば(Fig. 4)、全てフォーマットされた引用文献が入力されている(Fig. 5)。
Fig. 4
Fig. 5
あまりに便利過ぎて、目ん玉が飛び出そうになる。
(追記:2013/02/01 Scrivener→TeXという流れの際には、Papers2のPreference→CitationからMagic citationではなく、Bibtex citationを用いなくてはダメ。TeXの中では{}は\{\}であるべきだし、そもそも\cite、\citepがないとTeXでは引用されない。Bibtexで引用する際には、latex2rtfはきっちりと変換してくれない…。これは少し困ったかも。)
今まで論文管理に使ってきたソフトは、"Mendeley"、"Read cube"、"Evernote"。引用文献も今までは全て直接打ち込む(!?)、もしくはBibtexを利用してきました。Bibtexでも良いとは思うんだけど、Bibtex環境を設計することがちとメンドイ、(Mendeleyでは) .bibを出力する際に引用のフォーマットを決定しないと行けないので、変更するのがしんどい。論文毎に.bibファイルを作らないといけない、もしくは大量の論文bibtexファイルを含む.bibファイルをもたないといけない。後者の場合は、新たなbibtexファイル追加がちとメンドイ、などネガティブな面もある。そもそも.texでないと使えない、というのも欠点。共著者全員がtex使っているとは全く限らない。
Papers2の欠点、それは最終的に引用文献をフォーマットするときには、決まったソフトでないといけないこと。僕が論文執筆に普段使っているScrivner、Evernoteではフォーマットできない。それはScrivner→Word→フォーマット、という手順を踏むしかない。それが欠点ではあるけど、ScrivnerからはWordファイルにExportできるので、大した手間ではない。
以上、読んだ論文に関しては、Papers2で管理することがオススメ。